2005年01月20日

若手騎手限定レース

 若手騎手限定のレースが去年から行なわれるようになりましたが、1年経過しましたので、データを集計してみましたところ、予想に役立ちそうなものを少し紹介いたします。先週までに28レース行なわれていまして、下記データは、その全レースを対象とした集計データの一部です。ちなみに「若手騎手」とは「騎手免許取得後6年未満で、かつ100勝未満の騎手」ということですが、現状ではキャリア6年以内で100勝以上をあげている騎手は、もうすぐ7年目を迎える北村宏司騎手と二本柳壮騎手の二人だけですので、とりあえず現状では単にキャリア6年以内という区分で考えても問題無いかと思います。現状での対象は50人程度といったところです。
◆若手騎手限定レースデータ
集計期間:2004.1.10 〜 2005.1.15
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減量      着別度数            勝率  連対率 複勝率 単回値 複回値
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無         5-  5-  9-123/142   3.5%   7.0%  13.4%     15     91
☆(1kg)    3-  4-  2- 17/ 26  11.5%  26.9%  34.6%     45    117
△(2kg)   10-  8-  8- 51/ 77  13.0%  23.4%  33.8%    120    105
▲(3kg)   10- 11-  9-160/190   5.3%  11.1%  15.8%     32     45
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キャリア  着別度数            勝率  連対率 複勝率 単回値 複回値
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初年       3-  6-  5- 84/ 98   3.1%   9.2%  14.3%     17     34
2年目    10- 10-  6- 86/112   8.9%  17.9%  23.2%     60     65
3年目    10-  7-  8- 58/ 83  12.0%  20.5%  30.1%     97    108
4年目〜   5-  5-  9-123/142   3.5%   7.0%  13.4%     15     91
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 データですが、まず、減量別の成績を見てみますと、減量の無い騎手の成績が最も悪いのですが、それ以外の「減量有り」という区分では、むしろ軽いほど成績が良くなります。これは次のキャリア別の成績とも関係しますが、やはりデビュー当初ですから、まだまだキャリアを積むほど腕も上達する余地が大きく、1年目よりは2年目、2年目よりは3年目の方が成績が良くなっているということだと思います。ですが、それ以降となりますと、途端に成績が落ち、これはそのまま減量別の成績と同内容とも言えます。この傾向は、減量の特典が消える影響ももちろんありますが、それ以外にも理由はあると思います。ただ、推測するのは難しいですね。少し酷な言い方をすれば、やはりキャリアが進むことによって逆に自らの限界を知ってしまうというモチベーションの低下のようなものでしょうか。まあ理由はどうであれ、ここまでキッチリと傾向が出ていますので、予想の方には役立てることは可能かと思います。

 ちなみに、この28レースに参戦した騎手は54人ですが、約1/3の19人が勝っていて、トップは4勝した石神騎手ですが、以下は3勝が1人、2勝が4人で1勝が13人となっていまして、良績がどこかに集中しているわけでもなく結構分散していますので、データ的にはある程度信頼できるものになっているかと思います。


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