2006年07月02日

TARGET frontier JV Ver5.42の新機能の解説

 少し遅くなましたが、先週公開したVer5.42で新規に追加された機能について、簡単に解説いたします。

・新収得賞金額計算方式に対応
・成績上り画面に馬印の表示・設定
・戦歴・レース検索のレース検索条件設定画面で、G1条件のプリセット選択が可能
・産駒一覧画面で、3代血統表CSV形式の出力が可能


 まあ、これらは、その通りの内容で、特に説明するまでも無いですね。

・馬データ画面で在厩・不在厩の表示
・馬データ検索画面で在厩・不在厩の表示・検索・出力


 在厩・不在厩というのは、言葉的には少し正確ではなく、意味としては、JRAの施設内にいるかどうかを表しているということだそうです。POG等では入厩しているかどうかの判断材料として利用可能かと思います。ただし、馬名未登録馬に関しては、データが無いので不明です。

・馬データ検索画面で母の母の母を表示・出力が可能

 馬データ検索画面では、上部のタブで表示項目の組合せの切換が可能で、また、ユーザー用のタブ1〜3を利用すれば、任意の項目を任意の順で表示させることもできます。そして、同時にその画面イメージ通りにCSV形式またはHTML形式で出力することも出来ますので、結果的には、項目さえ追加すれば、自由なフォーマットで表示・出力することができるようになります。また、現在のこの仕様であれば、画面のレイアウトや出力フォーマットを意識しなくても良いので、比較的簡単に項目の追加が行なえます。ですので、今後も新しい項目を追加していく予定です。また、現在のこの画面の仕様は、今後出馬表分析等にも採用する予定です。

・その他ランク画面の表示の改善、外部指数の表示・ソート
・その他ランク画面で、直接レースの移動が可能


 その他ランク画面も、項目等の任意指定はできませんが、タブで表示項目の切換を可能な仕様にしました。また、例えば、オッズや馬体重等、その時点で取得されていないものは自動的に非表示になります。同時に、オッズ画面に続いて、他のレースへの直接切換を可能にしました。

・出馬表・成績の各画面で、全騎手や全調教師を騎手・調教師一覧画面で選択表示が可能

 メニューの検索から、騎手・調教師でそれぞれ検索が可能です。そのレースの全員を、騎手・調教師の一覧画面でマークした状態にし、マーク一覧のタブで表示します。各騎手・調教師の本年の現在までの全体的な成績が一覧できます。また、そのまま「全て」のタブに切り替えれば、全体でのランキング順位等を調べることも出来ます。ただし、注意すべきは、表示される成績は常に最新のものになりますので、過去の出馬表から表示させた場合でも、現在の成績が表示されてしまいますので、基本的には予想のために利用することが目的になります。

・成績画面から、出走馬を一括して、特定の日の出馬表分析で検索可能

 こちらは、ある過去の成績画面を表示させたときに、そのレースの出走馬が、指定した日のレースに出走しているかどうかを調べることが出来ます。こちらも、各馬の戦歴を見れば、指定した過去のレースに出走しているかどうかは簡単に調べられますので、そのような用途に使うものではありません。これも予想のために利用するもので、ある過去のレースの出走していた馬が本日あるいは翌日のレースに出走するかどうかを調べる機能です。

 例えば、レース当日、あるレースで強い勝ち方をした馬がいたとして、その馬の前走のレースに出走していた馬が、本日あるいは翌日出走するかどうかを簡単に調べることができます。これにより、その馬と接戦をしていたような馬が見つかれば、すぐに狙えるということです。方法は、対象となる成績画面を開いて、メニューの検索内の「全馬を指定した日のレース内で検索」を実行し、本日あるいは翌日の日付を指定するだけです。

・馬名等を一括してクリップボードにコピー可能(出馬表各画面、成績画面、出馬表分析、馬データ検索、血統検索、騎手一覧、調教師一覧)

 これも、実は上の機能と似た用途も含めて作成した機能です。こちらは、ファイルメニューから、その成績画面の全出走馬名をクリップボードにコピーします。そして、出馬表分析画面を開いて、メニューのファイルの「クリップボードからリストの読み込み」(Ctrl+V)を実行すれば、上記の機能と同様に直ちに検索できます。もちろん、馬名のリストですので、他にも用途はあると思いますし、また、ターゲット内でももっと利用できるように機能追加も検討しています。また、騎手名や調教師名、血統名でも可能ですので、いろいろと使い道はあるかと思います。

・馬券シミュレーションで、マイニング指数の読み込みに対応

 こちらは、戦歴と同様に、馬券シミュレーションでも外部指数の指定が可能になり、単純に指数のランクの1位と2位の馬連1点の成績とか、あるいは、上位何頭かのボックス馬券、その他いろいろと検証できます。



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