2008年01月05日

JRAプラス10でどうなるのか

 JRAプレミアムは、単純な全券種での一律の5%還元ですので、こちらは単にお買い得ということくらいで、特に深く考える必要もないわけですが、問題はJRAプラス10の方ですね。こちらは、かなり複雑です。また、逆に言うと、その仕組みが単純ではないために、実際に購入する人たちの理解度や認知度によっても最終的なオッズや配当が影響を受ける可能性がありますので、さらに問題なわけです。ここからひとつ言えることは、実際にどうなるかは、単純に決まることは無く、時間の経過と共に理解され、認知されてくればまた変化してしまう可能性が高いということです。

 以前にも少し触れましたが、JRAプラス10では、単純に100円が110円になるという意味だけではなく、100円になるリスクを大幅に軽減できるという意味があります。この2つは同じように見えますが、実際の意味は少々違います。前者は、これまでの100円の配当、つまりシェア78.8%程度から今回の90.9%まで買われたときに配当が10%アップするというメリットで、これは現実的なものです。そして、後者は、100円という元返しのリスクをあまり考えずに済むというメリットで、こちらは感覚的なもので、実際の購入者にどのように認識されるかでその意味が違ってきます。つまり、いくら突っ込んでも1.1倍と認識されるのか、あるいは、それでも慎重に検討する必要があると認識されるかでは結果が違ってきます。また、以前100円だったものが110円になるのは、元々100円まで、あるいはそれ以上に買われる馬についてのことで、こちらは期待値をポイントにして考えますと、他の馬への影響は限定的かもしれません。むしろ、以前が異常で今後が正常とも言えます。逆に元返しにはならないという意識が優先して馬券を買う場合には、その時点で過剰人気にしてしまう可能性があります。これは、本来は1.1倍とか1.0倍にはならない評価の馬が過剰人気になっている可能性があるということです。この場合は、もちろん他の馬の期待値が高くなっている可能性が高くなります。

 もちろん、その馬の現在のオッズがどちらなのかという判断は簡単にはできませんが、ヒントとしては、他の馬のオッズや、他の券種のオッズとの比較で意外と簡単に判断は出るかもしれません。今回のバージョンアップでは、それを意識したものもありますし、またまだまだ検討中のものもあります。

 また、今回のバージョンアップでは、票数画面で、過去のレースで、実際の票数を仮想的な値に変更して、他の馬のオッズの動きを確認するという機能も追加しました。各レースの売上げ規模は、時間帯や時期、場所等で様々ですが、この機能で適当な規模のレースを選択して試すと、どのくらい大量投票が来ると、どう動くかがわかるわけですが、いずれにしても、過去のレベルの規模であれば、意外とあっさり1.0倍になってしまう可能性も捨て切れません。もちろん、これは買う人の意識と理解度に影響されますので、実際にどう動くかは私にはわかりません。また、その結果がそれ以降にも影響を与える可能性もありますので、運にも左右されるのかもしれません。以前にも書きましたが、購入する人も1.0倍は望まないはずですので、他馬を購入させるチャンスを自ら消し去る締め切り直前の大量投票は本来であれば、自殺行為とも言えますが、やはり本来の予想としての最終確認やオッズでの他者の行動も見たいということであれば、ギリギリになる可能性もありますので、その結果としてどう動くかは全く分かりません。ただ、次第に特定の方向に収斂するのではないかとは思います。

 現時点で言えるひとつ確かなことは、今後しばらくは時間帯に関わらず単複オッズが大きく動く可能性がありますので、それをいかにうまく取り込むかということも考えた方が良いのかもしれません。また、逆に意識しなくてもオッズに騙されてしまう可能性もあるかもしれませんので、利用するしないに関わらず、認識はできた方が良いかと思います。

 ただ、やはり大金を賭けるのであれば、より慎重になるのは間違いありませんので、今週は大した動きは無い可能性もありますね。まあ、JRAプレミアムはどう買っても有利に働きますので、とりあえず土曜日はこちら注力してみます。


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