2009年02月26日

テスト版(Ver5.64b)での機能説明/外部指数関係

 TARGET frontier JV Ver5.64b(テスト版)で追加された機能について説明します。テスト版は、利用上の条件等がありますので、必ず上記のリンク先をご覧の上、内容を確認してからご利用ください。

 今回は、新たに追加された外部指数に関する機能の説明です。外部指数なんて難しくて利用していないという方でも、マイニングでも利用可能ですし、また、外部指数化したZI値でも利用可能ですので、これまで外部指数を全く利用したことが無い場合でも、特にファイルを用意することなく使える機能も多数あります。


・オッズ画面の各作成画面で、表示項目に外部指数順位と外部指数和を追加。指数和でのソートが可能
・買い目画面で表示項目に外部指数順位と外部指数和を追加。指数和でのソートが可能

 まずはこちらですね。こちらはユーザーの方からのリクエストから派生して作成したもので、当初の目的としてはマイニングの買い目の擬似生成です。マイニングは、基本的にはJRA-VAN NEXTで表示されているものですが、JRA-VAN NEXTでは、そこから買い目も生成されているということで、これらの機能は、その再現を可能にするためのものです。マイニングの数値は、予想走破タイムということですので、その数値は小さい方が優位なわけですが、JRA-VAN NEXTの予想買い目は、例えば馬連であれば、2頭の指数の和が少ない順に買い目として生成しているということのようですので、それを再現したものです。

 ターゲット内のオッズ画面の馬連、3連複、3連単の作成画面で、各目ごとに出馬表用として指定した外部指数[1]の指数の和を表示可能にしました。同時に各目の馬番の馬の指数順位も表示しています。ターゲットでは、外部指数の番号として「0」を指定しますと、マイニングとして扱われますので、環境設定でそのように指定すれば、こちらはマイニング指数の総和が表示されます。外部指数が指定されていると、各作成画面の下部に、指数和でのソートボタンが表示されますので、そちらを押せば上記のようにマイニングでは指数和の少ない順に表示されますので、上位数点の買い目をそのまま買い目画面に取り込むということも可能になります。全ての目から選択するのであれば、目作成タイプとしては全ボックスを指定し、続いてその横のマークの全Aボタンを押して下さい。

 その後の買い目の取り込み手順も一応紹介しますと、目を作成してソート後、オッズ画面の上部の投票ボタンを押し、馬連なら馬連のオッズの一番上をクリックし、続いてShiftキーを押しながら、取り込みたい点数までのオッズをクリックします。そうすると、その間の目が一括してマークされますので、あとは、画面右の買い目転送ボタンを押して、「はい」→「取り込む」と押せば取り込めます。

 さて、もうひとつ、買い目画面内でも同様の機能が実現できます。買い目画面の右項目として、出馬表用[1]の外部指数和と各目の馬の外部指数順位を表示可能にしました。同時に、買い目ソート機能の中に、外部指数和によるものいくつか追加しました。

 こちらを利用する場合には、まずは買い目画面のメニューの「買い目画面の設定」で「外部指数を利用する」にチェックを入れて下さい。その後、右表示項目の切り換えで、当該項目を選択するか「全て」を選択すれば、項目が表示されます。

 買い目画面での擬似生成方法ですが、まずは、買い目テンプレートを開いて、作成したい買い目の全頭ボックスを生成します。続いて、買い目ソートの機能で、外部指数和順にソートすれば、基本的には上位が生成された買い目になるはずです。あとは、不必要な買い目の境界線の目を右クリックして「この行以下の買い目を全て削除する」なり、上位の必要な目だけ金額を入力するなりすれば、そのまま投票が可能です。

 もちろん、用途はマイニングだけではなく、他の指数でも各馬の差が相対的に小さい数値であれば基本的には同様の使い方ができるかと思います(相対差が大きいと、単なる流し馬券しか生成されません)。外部指数化したZI値でも基本的には可能ですね。ZI値の場合には、もちろん総和の大きい順に並びます(ソート方向は外部指数の設定によります)。試しにちょっと調べたみたら、条件によっては結構面白そうな結果になりそうです。個人的にもこの方法での外部指数からの買い目の自動生成機能を作成してみたい衝動にかられてしまいました。時間があればそのうち作成するかもしれません。でも、順序としては、その前に馬券シミュレーションでの対応ですね。そちらでの検証機能からまずは対応するのが正しい手順かと。馬券シミュレーションでの指数和上位での買い目の作成ということは、生成した買い目からの指数総和順での限定ですので、現在のオッズ・人気のフィルターと同じ原理ですから、比較的容易に対応できる可能性はありそうです。こちらは近い内に実現するかもしれません(追記:Rev001で馬券シミュレーションでの機能については対応しました)。


【馬券シミュレーション】
・レース検索条件で、n番人気のオッズの範囲指定(2つ指定可)
・レース検索条件で、外部指数n位の指数範囲の指定(3つ指定可)
・レース検索条件で、外部指数n位の人気範囲の指定(2つ指定可)
・レース検索条件で、外部指数n位のオッズ範囲の指定
・A,B馬の外部指数順位の表示

 こちらは、馬券シミュレーションでの条件として、外部指数値及び順位によってのかなり細かいレース選択を可能にしました。ついでに単勝オッズでの選択も可能にしています(こちらはレース検索ですでにあるものと同じです)。また、同時にA馬,B馬の条件として外部指数を利用した場合、レース一覧の画面内で各馬の指数の順位の表示も可能にしました。

 具体的な使い方としては、「外部指数1位の馬が1番人気だったレース」とか「外部指数2位の馬の指数が(a〜b)の範囲のレース」とか、レースを選択する条件として外部指数等を指定できます。条件としては、6つまで指定できますので、かなり複雑な条件を指定することができます。実際に作成する目(買い目条件)は、外部指数とは全く関係ない条件でも可能です。これはあくまでレースを選択するための条件ということです。ただ、ひとつ制限がありまして、買い目作成条件として外部指数を指定した場合には、こちらの条件で指定する外部指数も同じ指数になります。現状では別々の外部指数を指定することはできません。

 また、馬券シミュレーションのA馬やB馬、あるいは全馬や1着馬、全馬券対象馬は、検索終了後にレース検索で一覧できます。つまり、現状では、レース検索には外部指数による条件を指定してレースや各馬を検索する機能はありませんが、この馬券シミュレーションの機能を利用すれば、外部指数による複雑な条件でのレースの検索、あるいは馬の選択も可能になります。手順としてはひとつ増えますが、現時点でも一応は可能だということになります。


・出馬表、馬データ画面、成績画面で、それぞれ外部指数を4個までに拡張

 最後に紹介する項目ではありませんが、上記の各画面では、それぞれ外部指数を4つまで同時に表示可能になりました。2つ目以降は、基本的にはユーザー設定項目内にのみ存在します。

 また、ひとつ注意して欲しいのは、出馬表内での扱いですが、出馬表内の過去走の項目としての外部指数は馬データ用として設定したものになります。つまり、出馬表用のそのレースの外部指数とは違うものになります。一応わかりやすいように、出馬表用は[1]〜[4]として表示し、過去走用(馬データ用)は[A]〜[D]として選択項目に表示されます。出馬表用として予想用に表示したいものと、過去走用として、結果用に表示したいものは基本的には別のものになる可能性が高いと考えて分けています。

 また、これらの画面での指数の表示の方法を、これまでの一括先読みから表示時アクセスに変更しましたので、外部指数を表示している画面を開く場合、その外部指数へのアクセス速度が画面の表示速度に大きく影響を与えます。外部指数を表示している画面の表示速度が遅く感じるような場合には以下の内容を確認してください

 外部指数ファイルへのアクセスを高速化する方法はヘルプ内にも記載していますが、基本的には環境設定での外部指数ファイル名やフォルダ名の指定に内部変数を利用して、ファイルをなるべく分割するようにしてください。最低でも年での分割、できれば年月あるいは開催単位までは分割して下さい。例えば、ひとつのファイルで何年分もあるような大きなファイルを指定していると、該当指数の検索だけでも相当な処理時間を必要としてしまいますので、それを4つ同時に表示するようなことになると、かなりの速度低下になる可能性があります。もちろん、マシンのスペック等に大きな影響を受けますので、実際に使用して遅く感じなければ特に問題はありませんが、ひとつのファイルで今後も増えるようであれば、ファイルの分割をご検討ください。例としては、ZIの外部化のページが参考になるかと思います。


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