2010年07月01日

TARGET frontier JVをリビジョンアップしました(Ver5.66 Rev007)

 TARGET frontier JV Ver5.66をRev007にリビジョンアップしました。追加された機能は以下の通りです。今回も前回に引き続いて、まだ次のバージョンアップの前という扱いになります。リビジョンアップする場合には、メニューのヘルプの「半自動バージョンアップ」を実行して、半角数字で「566」と入力して下さい。また解凍ボタンを早めに押してしまうと、「書き込みエラー」等になってしまいますので、その場合には、最初からやり直して、遅めに押して下さい。


・出馬表及び出馬表レース選択画面で、全馬成績CSV形式出力で、項目設定が可能
・出馬表の補正タイム画面・クラス別着順画面で、着差による限定が可能(着順限定内)
・成績画面で、降級戦、去勢初戦、転厩初戦の各項目を追加
・出馬表分析で、降級戦項目の追加及び降級戦での抽出が可能(抽出メニュー)
・出馬表分析で、過去走一覧で、ワークデータに当レースのIDとレース情報を付加
・出馬表分析で、今走成績一覧(ワークデータも転送)
・出馬表分析で、過去走レースIDの出力で、「過去走ID+本走ID」を追加
・出馬表分析で、項目「複勝人気」を追加
・買い目画面で、選択した範囲のみの一括置換が可能
・馬データ画面で、脚質による表示の限定が可能(表示限定機能内)
・馬データ画面で、芝ダ項目で芝コースで内外明示の指定が可能(設定メニュー)
・競馬新聞PDF形式出力で、過去走の芝コースで内外明示の指定が可能(環境設定)
・馬データ検索で、父の父名をワークデータに読み込み可能(編集メニュー→ワークデータに転送する)
・馬データ検索で、ワークデータに表示順を設定(編集メニュー→ワークデータに転送する)/表示順を読込順としての再設定が可能(編集メニュー)
・騎手・調教師一覧画面で、出力項目として本年順位、前年順位を追加
・多数の画面で、市場取引価格を万円未満の単位まで表示
・開催成績CSV形式出力で、項目の設定が可能な成績CSV形式の出力が可能(ユーザー設定可能な各馬の成績データ)
・開催成績CSV形式出力で、成績画面のレースデータ項目と同様のカスタマイズ出力が可能(ユーザー設定可能なレースデータ)
・その他細かい改良とデバッグ


 以下は上記のいくつかの機能の簡単な説明です。


・成績画面で、降級戦、去勢初戦、転厩初戦の各項目を追加
・出馬表分析で、降級戦項目の追加及び降級戦での抽出が可能(抽出メニュー)

 降級馬(降級戦)については、これまでは、出馬表及びその他ランク画面でのみ明示をしていましたが、成績画面、馬データ画面、出馬表分析画面で項目として追加しました。ですが、過去のレースについて、降級戦かどうかの判定を行うには、少々処理時間が必要になる場合がありますので、出馬表のように初期値としての表示はしていません。表示したい場合には、ユーザー設定項目にありますので、★タブで設定して下さい。また、出馬表分析については、抽出メニュー内にも「降級戦」を作成しましたので、その日の全馬から降級戦の馬のみを一括して抽出可能になります。


・出馬表分析で、過去走一覧で、ワークデータに当レースのIDとレース情報を付加
・出馬表分析で、今走成績一覧(ワークデータも転送)
・出馬表分析で、過去走レースIDの出力で、「過去走ID+本走ID」を追加

 こちらは、出馬表分析で表示している馬の過去走や今回のレースの成績をレース検索で一覧するという機能で、以前から同様の機能はありましたが、一番上については、今回出走するレースのレースID及びレースの条件等をレース検索のワークデータ内に生成します。ですので、レース一覧画面で加工したり、出力するときにも、今回出走するレースがどのレースなのかということが容易に判別できるようになりました。また、2番目は、今回のレースの成績をレース検索で一覧するという機能ですが、こちらは、出馬表分析内で読み込んだワークデータがそのままレース検索にも転送されるようになりました。また、最後は、レースIDの出力機能ですが、こちらは、各馬の過去走のレースIDを前に配置し、このファイルをメインメニューからの「ワークデータを読み込む」で読み込ませると、過去走の一覧とともに、今回のレースのレースIDがワークデータに読み込まれます。基本的には最初の機能と同じような内容ですが、レースIDファイルですので、読み込ませる前に切り貼り等の加工も可能です。


・開催成績CSV形式出力で、項目の設定が可能な成績CSV形式の出力が可能(ユーザー設定可能な各馬の成績データ)
・開催成績CSV形式出力で、成績画面のレースデータ項目と同様のカスタマイズ出力が可能(ユーザー設定可能なレースデータ)
・出馬表及び出馬表レース選択画面で、全馬成績CSV形式出力で、項目設定が可能

 開催成績CSV出力については、古くからあるCSV形式の出力機能でしたので、継続して使われている方も多く、データの仕様を維持するということで、項目の追加等は基本的には行ってきていませんでしたが、さすがに作成したからかなり時間が経ってしまい、現在のターゲット内で扱っているデータと比較すると、できれば加えたい項目もいくつか発生しましたので、新たに項目の設定が可能な同形式の出力を作成しました。これまでの「成績基本データ」とか「フルセット」等に該当するのが「成績データ(ユーザー設定)」で、「配当A」「配当B」に該当するのが「成績画面・レースデータ(ユーザー設定)」になります。こちらであれば、設定した項目のみ出力できますので、今後も項目の追加等は可能になります。また、後者は、成績画面の画面イメージCSV形式出力のレースデータ項目と同じ内容ですが、保持される項目レイアウトは別々になります。


・馬データ画面で、芝ダ項目で芝コースで内外明示の指定が可能(設定メニュー)
・競馬新聞PDF形式出力で、過去走の芝コースで内外明示の指定が可能(環境設定)

 こちらは書かれている通りの内容ですが、ターゲットでは、現在は新潟・京都・阪神の各競馬の場合のみ内外の表示をしています。中山競馬場も内外が一応ありますが、中山の場合には、内外で同距離のコースはありませんし、また、内外どちらでも4角から直線は同じコースを走りますので、直線の距離も変わらないということで、特に明示はしていません。改修後の中京については、内外表示対応になると思いますが、現状ではまだ対応していません。


・馬データ検索で、ワークデータに表示順を設定(編集メニュー→ワークデータに転送する)/表示順を読込順としての再設定が可能(編集メニュー)

 馬データ検索画面では、最初にデータを読み込んだ順番が、「読込順」(★タブ内で設定可能)という項目に残っており、他の項目でソート等しても、この項目でソートしなおせば、常に最初の読み込み順に戻すことが出来ます。今回追加したのは、現在の表示順をワークデータ内に数字して生成する機能と、その「読込順」項目に現在の表示順を再設定する機能です。どちらも、基本的には現在の表示順を一時的に保持するということが目的です。ただし、読込順に設定した場合には、最初の読み込み順は消えてしまいますのでご注意下さい。


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