2014年12月21日

12月28日のホープフルSのターゲットでの傾向検索について

 来週の有馬記念の前には今年から重賞(G2)に格上げになったホープフルSが行なわれ、先ほどその特別登録データが提供されました。

 現行制度では、オープン特別だったレースがいきなりG2に格上げされることは無く、これはこれまで阪神で行なわれていたラジオNIKKEI杯2歳S(G3)を中山に移設して、名前をホープフルSに変更して、その上でG2に格上げされたもという扱いになっているようです。そのため、回数も第31回とラジオNIKKEI杯2歳Sの回数を引き継いでいます。

 まあ、そんなことは実際のレースや予想する上ではほとんど関係の無いどうでもいいことかもしれませんが、データ的にはそのようになっていますので、ターゲット等では少々問題になる場合があります。

 例えば、ターゲットの出馬表からの傾向検索の機能で、重賞時に表示される「同重賞・過去10年」を実行しますと、ホープフルSなのに阪神のラジオNIKKEI杯2歳Sが検索されてしまいます。これは、同重賞検索がJRA-VANの重賞コードをターゲット内部で利用して検索しているためで、上記の理由からか、ラジオNIKKEI杯2歳SとホープフルSが同じコードとなっており、このような現象が発生しています。こちらはこの機能の仕様ということになりますのでご了承下さい。

 傾向検索等には、同名レースでの検索や条件を変更できる同条件での検索、あるいは同コース検索等もありますので、過去の中山のホープフルSを検索したい等、何を調べたいのかで機能を使い分けてご利用下さい。枠順や展開等に関するデータであれば、同じコースや同条件のデータが必要かと思いますが、そのレースまでのローテーションや出走してくる馬の成績等に関して分析するのであれば、やはり違う場所で行なわれていても同じレースでのデータの方が良い場合もあるかと思います。


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